社員の声

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堀尾珠里花

2023年4月入社、編集局政経部
※所属は取材当時

山陰中央新報社に入社を決めた理由は何ですか

 地域の人々の考えや感じていることを知り、それを多くの人に伝えられると思ったからです。自分が思う課題について、住民や専門家の目線を通して考えを深め、訴えかけることができます。私は原発に問題意識を持っていたので、県庁所在地に原発が立地する島根県民の考えを知りたいと思ったのも理由です。

現在の仕事の内容と、やりがい、魅力を教えてください

 松江市政の取材を担当しています。地域住民だけでなく、市議会議員や市職員など市の政策を考える人々に取材ができ、自分たちが住む地域が今後どう動くのかを知ることができます。一足先に情報が知れるワクワク感は記者の一番の面白さだと思います。
 また、記事を読んだ読者から反響がもらえたときもやりがいを感じます。「面白くてもっと知りたくなった」という感想や、「記事を読んで新たな課題を発見したから掘り下げてほしい」という連絡もあります。自分の記事で読者の心を少しでも動かすことができたんだ、とやる気につながります。

仕事で大変だと感じることは何ですか。どうやって乗り越えていますか

 取材で聞いた専門的な話を分かりやすく伝えるのが大変です。難しい話をかみ砕いて説明するには、まず自分が仕組みや専門用語を正しく理解する必要があります。現在の部署は市の政策や制度が関連する取材が多いため、下調べはもちろん、分からないことは臆せず聞くように心掛けています。取材相手や先輩たちはささいな質問にも優しく、丁寧に説明してくださいます。分かりやすく正確な記事を書くためにも、また自身が成長するためにもいろいろな人に頼りながら仕事に取り組んでいます。

今までで印象に残っている仕事上のエピソードを教えてください

 2024年の1月に出張で、福島第一原発と周辺の町で暮らす人々に取材をしました。東日本大震災と原発事故から13年近くがたち、震災前の生活を取り戻しつつある地域も多い一方で、避難指示の解除後も住民が戻らない地域があることや、帰還したくてもできない元住民の思いを知ることができました。直接現地に足を運んで得た気付きを、紙面を通してできるだけ多くの人に伝えたいと改めて感じました。

山陰中央新報社に入社して良かったと思うのはどんな時ですか

 職種や属性を超え、さまざまな人と出会えるところです。松江市政の取材をしていると市職員だけでなく、市民や企業経営者、大学教授など多くの人に話を聞く機会があります。同じテーマでもそれぞれ違う視点があり、それを知って自分の考えをより深められます。弊社はジョブローテーションの仕組みがあり、今後より多くの人に出会えると考えています。

会社でこれからやってみたいことは何ですか

 さまざまな属性の人に話を聞いたり、共に仕事をしたりしたいです。多くの人と出会える特徴を生かして、新しい視点を吸収して自身の成長につなげたいです。

島根、鳥取で暮らすことの良さは何ですか。お気に入りの場所はありますか

 入社を機に島根県で暮らし始めました。松江市はスーパーや飲食店など必要なものがコンパクトにまとまっている町だと思います。飲食店の閉店時間は都会地と比較すると早いですが、24時間営業のスーパーや夜カフェなどもあり、仕事終わりに同期と立ち寄るなど楽しく過ごしています。一番のお気に入りスポットは松江市の「松江フォーゲルパーク」です。花と鳥に囲まれながらゆったり過ごすと疲れも吹き飛びます。

休日の過ごし方を教えてください

 昔から人と一緒に過ごすのが大好きで、休日は同期の社員を家に呼んだり、先輩をご飯に誘ったりしています。私は出身も大学も県外のため、入社前は島根県に知り合いが1人もおらず不安でした。近年若手社員の女性割合が増えていることもあり、休日や仕事終わりにご飯に誘えるくらい親しい社員ができました。仕事の悩みから趣味の話まで話せる良き隣人です。

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