社員の声

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藤本みのり

2021年4月入社、編成局整理部
※所属は取材当時

山陰中央新報社に入社を決めた理由は何ですか

 大学時代の海外プログラムへの参加や留学を通して、世界では何が起こっているのか、暮らしている人たちはどんな人で何を考えているのか、といったことを実際に自分の目で見て、聞いて感じるのがとても面白かったのがきっかけです。元々文章を書くのが好きで、どちらもできるのは新聞社だと思い入社を決めました。

現在の仕事の内容と、やりがい、魅力を教えてください

 整理部の仕事は大まかに「ニュースの価値を判断する」「紙面のレイアウトを考える」「記事に見出しをつける」の3点で、まさに紙面を作る部署です。整理記者は「最初の読者」となり、誤解を招かず、目に留まるような見出しをつけ、ニュースの重要性などを意識しながら記事の扱いの大きさを変えています。一枚の紙面という形で成果が目に見えて分かるので達成感がとても大きいですね。

仕事で大変だと感じることは何ですか。どうやって乗り越えていますか

 いきなり大きなニュースが飛び込んでくると、組んでいた紙面の中身を総入れ替えすることもあります。作業を終えて印刷に回す降版までの限られた時間の中、間違いがないように丁寧で、なおかつ素早く紙面を完成させるには、かなりの力を使います。読者目線に立ち、読みやすいレイアウトになっているか、記事を読みたくなるような見出しなのかどうかにこだわっています。降版した後も、これでよかったのかを考え、先輩が組んだ紙面を見たり、他紙と比較したりするなど、悩み、勉強する毎日です。
 夜勤のため、生活リズムが日勤の方とは逆になります。幸い私は夜型の人間であまり大変だと感じたことはありません。午前中はゆっくりできるので、ちょっとした用事などは済ませることができます。

今までで印象に残っている仕事上のエピソードを教えてください

 整理部は内勤で、外部の方や読者の声を直接聞く機会は少ないのですが、たまに自分が担当している面や特集面について「見たよ」「あの紙面良かったよ」と言われると嬉しくなります。また、入社から1年ほど経ったとき、上司から「最初に比べて見出しをつけるのがうまくなった」と言っていただいたのは今でも記憶に残っています。見出しをつけるのに毎回時間が掛かり、苦手だなと悩んでいただけに、余計に嬉しかったです。

山陰中央新報社に入社して良かったと思うのはどんな時ですか

 やはり地域のニュースを広く深く知れる点だと思います。出身が隠岐で、鳥取の大学に通っていたため山陰については知っているつもりだったのですが、まだまだ知らないことがたくさんあるなと思う毎日です。地域の今をいち早く、より詳しく知ることができ、よりいっそう山陰が好きになりました。行ってみたいお店や企画展など気になるものをチェックし、友人に勧めています。

会社でこれからやってみたいことは何ですか

 今後記者を経験することがあれば、整理部の経験を生かし、自分で取材をして自分で紙面を組むことに挑戦するのも面白そうだなと思っています。出身の隠岐にちなんだテーマでやってみたいです。

島根、鳥取で暮らすことの良さは何ですか。お気に入りの場所はありますか

 山陰は住みやすいところです。大都市のようにお店がたくさんあって便利というわけではないですが、必要最低限のものは揃っていて、自然も豊かで住むにはバランスが取れていると思います。お気に入りの場所は地元の隠岐の島でしょうか。本土よりも時間の流れをゆっくりと感じ、静かで心を落ち着けるには最高の場所です。

休日の過ごし方を教えてください

 インドア派なので基本的に家で体を休めることを最優先に、たまった家事の片付けや、映画を見て過ごしています。整理部はシフト制で、交替で土日や祝日にも出勤するので、休日が合えばたまに友達に会ったり、カフェでのんびり過ごしたりします。コロナ禍でなかなか行けませんでしたが、旅行も好きなので、これから国内外問わずいろいろな場所に行ってみたいです。

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